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  1. 新潟市議会 2022-10-03
    令和 4年決算特別委員会第1分科会−10月03日-02号


    取得元: 新潟市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-22
    令和 4年決算特別委員会第1分科会−10月03日-02号令和 4年決算特別委員会第1分科会               決算特別委員会第1分科会会議録              令和4年10月3日(10月閉会中)                                     議会第1委員会室 令和4年10月3日     午前9時57分開会               午後0時23分閉会 〇決算特別委員会第1分科会 1 各課審査   ・議会事務局   ・選挙管理委員会事務局   ・人事委員会事務局   ・監査委員事務局   ・会計課   ・秘書課   ・北区役所     地域総務課
      ・東区役所     地域課  総務課   ・中央区役所    地域課  総務課   ・江南区役所    地域総務課   ・秋葉区役所    地域総務課   ・南区役所     地域総務課   ・西区役所     地域課  総務課   ・西蒲区役所    地域総務課 〇出席委員  (委員長)  平 松 洋 一  (副委員長) 志 賀 泰 雄  (委員)   阿 部 松 雄  小 野 清一郎  田 村 要 介  高 橋 哲 也         保 苅   浩  豊 島   真  渡 辺 有 子  加 藤 大 弥         高 橋 三 義  深 谷 成 信 〇出席説明員  選挙管理委員会事務局長        三 屋 宰 子  秘書課長               長 浜 達 也  北区地域総務課長           柬 理   守  東区地域課長             澤 田 紀 子  東区副区長・東区総務課長       大 竹 和 浩  中央区地域課長            大 倉 博 美  中央区副区長・中央区総務課長     清 水   斎  江南区副区長・地域総務課長      松 屋 賢 治  秋葉区副区長・秋葉区地域総務課長   古 俣   浩  南区副区長・南区地域総務課長     山 際 幸 太  西区地域課長             高 山 雅 義  西区副区長・西区総務課長       加 藤 正 樹  西蒲区地域総務課長          高 橋   裕  会計課長               田 中 早 苗  議会事務局次長・総務課長       山 本 正 雄  人事委員会事務局次長         片 桐 康 博  監査委員事務局次長          中 津 昌 樹  以上のてんまつは会議録のとおりであるので署名する。    決算特別委員会第1分科会委員長   平 松 洋 一 ○平松洋一 分科会委員長  ただいまから決算特別委員会第1分科会を開会します。(午前9:57)  本日の欠席はありません。  ここで、市政記者会、新市政記者会及び議会事務局から、今後の当分科会を通して撮影及び録音したい旨の申出がありますが、これを許可することに御異議ありませんか。                   (異 議 な し) ○平松洋一 分科会委員長  許可することに決定します。  本日は日程に従い、議会事務局選挙管理委員会事務局人事委員会事務局監査委員事務局、会計課、秘書課及び区役所の審査を行います。  ここで、本日及び今後の分科会審査の進め方について申し上げます。先日の決算特別委員会において、副市長などから総括説明を受けていますので、分科会においては総括説明を割愛し、各課審査に入ることとします。また、執行部の説明に当たっては、新しい施策、主な事業について重点的に、事業の成果や反省点なども含めた説明となるようお願いします。  なお、質疑及び答弁については、一問一答形式で行うなど、簡潔、明瞭にすることとし、効率的な議事進行に御協力をお願いします。  本日使用する資料は事前に配付していますので、御確認願います。  初めに、議会事務局の審査を行います。議会事務局総務課長から説明をお願いします。 ◎山本正雄 議会事務局総務課長  議会事務局所管の令和3年度決算について事前に配付した資料に基づき説明します。  初めに、歳入、第25款諸収入、第5項3目雑入、議会費雑入16万7,627円は、議員のコピー使用代や議員の資産等の公開や情報公開等に伴うコピー代の実費などです。  次に、歳出、第1款1項1目議会費、支出済額9億3,698万4,908円、執行率94.25%です。内訳は、記載のとおりで、議員及び議会事務局職員に係る人件費が支出全体の89.14%を占め、そのほかは、市議会だよりの発行や政務活動費、議会事務諸経費など、議会運営に係る経費です。なお、不用額5,715万3,092円の主なものは政務活動費、費用弁償及び議会事務諸経費などです。 ○平松洋一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○平松洋一 分科会委員長  以上で議会事務局の審査を終わります。  次に、選挙管理委員会事務局の審査を行います。選挙管理委員会事務局長から説明をお願いします。 ◎三屋宰子 選挙管理委員会事務局長  選挙管理委員会事務局所管分の令和3年度決算について、配付資料により、歳出から説明します。  予算現額、支出済額、不用額は記載のとおりです。不用額の主な理由は、衆議院選挙で設置するポスター掲示板の作成枠数が当初8枠を予定していたところ、6枠に減少したことによる委託費の減、投票所入場券などの発送事務のスケジュールを見直したことにより、郵送費用の減少が生じたものなどです。  初めに、第2款総務費、第4項選挙費、第1目選挙管理委員会費は、市及び区の選挙管理委員36人の報酬及び市選挙管理委員会事務局職員9人分の人件費のほか事務費などの経費です。  次に、第2目選挙常時啓発費は、公正な選挙の推進と投票率の向上を目指して実施する通年の各種啓発事業の経費で、小中高校生を対象とする明るい選挙啓発ポスター募集事業や高校での18歳選挙権をテーマとした出前授業や模擬投票などに要した経費です。  次に、第3目在外選挙人名簿登録費は、国外に居住する選挙人が在外選挙人名簿の登録申請を行うことなどに伴う事務経費で、全額県からの委託金を充当しました。  次に、第4目衆議院議員選挙及び国民審査費は、令和3年10月31日に執行の衆議院議員総選挙に要する経費で、同じく全額県からの委託金を充当しています。  続いて、歳入、第20款県支出金、第3項委託金、第1目総務費委託金、第3節選挙委託金は、先ほど歳出で説明した在外選挙人名簿登録事務衆議院議員選挙に要する経費に充当したものです。 ○平松洋一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆渡辺有子 委員  令和3年度において、投票環境の整備等をどのように取り組まれたかについて伺いたいと思います。 ◎三屋宰子 選挙管理委員会事務局長  当日投票の投票環境の整備ということで、令和3年度は、当日及び期日前投票所の数は、北区役所の移転に伴い、隣接する投票所の再編を行ったことで数が変更になりました。あと、投票環境の向上に関する事業は、昨年度衆議院選挙がありましたが、コロナ禍の初の選挙ということで、コロナ対策を十分に配慮した形で実施しました。投票環境は、従前どおりバリアフリーとか、投票しやすいようないろいろソフトの環境について整備を行いました。 ◆渡辺有子 委員  期日前投票所設置は、昨年の決算のときも議会でもいろいろと取り上げられている経過がありますが、令和3年度について各区の選挙管理委員会と意見交換が行われたのか。行ったとすれば、そのときに出された課題等があれば聞かせてください。 ◎三屋宰子 選挙管理委員会事務局長  令和3年度は、期日前投票所の環境に関する検討について、衆議院選挙後に市と区の選挙管理委員による合同会議を開催し、期日前投票所に関わる全市的な検討を始めたところです。今年度は、引き続き検討を進めています。 ◆渡辺有子 委員  統一ルールをつくるために、そういった話合い、状況の調査等も含めて取り組んでいると思いますが、統一ルールをいつの時点までにつくるという前提はありますか。 ◎三屋宰子 選挙管理委員会事務局長  今年度は御存じのとおり複数の選挙がある年で、既に1回開いて議論を深めているので、市長選挙が終わり、時期を見て、引き続き検討を重ねていきたいと思っています。いろいろ議論を進めていく中で、今いつまでに結論が出るということはなかなか言えない状況ですが、鋭意進めたいと思っています。 ◆渡辺有子 委員  今年度に入ってからのほうがむしろいろんな詳しい条件等も検討していると思いますが、例えば他都市の基準等を参考にしているのか、2か所ぐらいしかないと思いますが、参考としているのであれば聞かせてください。 ◎三屋宰子 選挙管理委員会事務局長  基準づくりに関して参考にしているものは、今委員がおっしゃったような基準をつくっている政令市が2か所ほどあると聞いており、その状況などを参考にしつつ、検討を進めていきたいと思っています。 ◆渡辺有子 委員  今公共施設の再編等はこの間、取り組まれてきたわけで、令和3年度もそういう状況だったと思いますが、いわゆる公共施設は御承知のように投票所になっている場合があります。施設の再編等は、もちろん地域住民との協議が最優先で、それをどうするかは別としても、結果として今の投票所である公共施設が廃止や統合になるということもあり得るということを前提にすれば、当然その投票所をどうするかが課題になります。そういうことを令和3年度で検討したのか、今後準備するのか、その点だけ聞いて終わります。 ◎三屋宰子 選挙管理委員会事務局長  委員御指摘の公共施設の再編に伴う投票所の変更の可能性、今後の動向は、市の選挙管理委員会の中でも話としては出ていますが、具体的な検討は今後の状況によって進んでいくと思います。いずれにしても、投票環境のいろいろな統一ルールなどの検討と併せて今後も検討していきたいと思っています。 ◆渡辺有子 委員  もちろんそういう方向でやってもらいたいと思いますが、少なくとも参議院選挙は3年に1回と決まっていて、統一地方選挙も同じです。選挙の時期が決まっている選挙もあるわけなので、やはりそういうことを見据えれば、早めに着手することが必要だと思いますが、いかがですか。 ◎三屋宰子 選挙管理委員会事務局長  衆議院議員選挙以外は、決まった時期に選挙が予定されているということで認識しており、そういったスケジュール感を見ながら、委員会の中でいろいろ引き続き検討を重ねていきたいと思っています。 ◆加藤大弥 委員  今の質疑の関連になりますが、具体的な確認といいますか、検討状況をお聞きできればと思います。期日前投票所をもう少し増やす方向性が見えてくるような議論になっているのか、すごく興味、関心があるので、その辺は現在お答えできることがあれば、お聞きできればと思いますが、いかがですか。 ◎三屋宰子 選挙管理委員会事務局長  期日前投票所の設置に関する全市的なルール的なものについては、数も含めて昨年度以来検討を重ねているところです。設置に関しては、条件やいろいろな検討課題があるので、引き続き検討を重ねていきたいと思っています。 ◆加藤大弥 委員  なかなかお答えできないということで、もう一個参考に確認させてください。  先ほどの説明で、衆議院選挙の公営掲示板の枠が8人枠から6人枠にしたことで経費が少しで済んだという説明でした。概算で結構ですが、具体的にどのぐらい安くなるものですか。 ◎三屋宰子 選挙管理委員会事務局長  掲示板の委託料なども含めてポスター掲示板の整備に関しての不用額は、おおむね800万円ほどの減少です。 ◆加藤大弥 委員  それは、8人枠を6人枠にしたことで800万円ぐらい安く済んだという計算ですか。 ◎三屋宰子 選挙管理委員会事務局長  御指摘のとおりです。 ○平松洋一 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○平松洋一 分科会委員長  以上で選挙管理委員会事務局の審査を終わります。  次に、人事委員会事務局の審査を行います。人事委員会事務局次長から説明をお願いします。 ◎片桐康博 人事委員会事務局次長  人事委員会事務局所管の令和3年度決算について、配付資料に基づき説明します。  初めに、歳入、第25款5項3目雑入は、情報公開請求に伴うコピー代実費等によるものです。  続いて、歳出です。第2款6項1目人事委員会費、予算現額、支出済額は記載のとおりです。人件費については、人事委員会の委員及び事務局職員の人件費です。  次に、事務局諸経費は、職員採用試験に係る経費が主なものです。 ○平松洋一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○平松洋一 分科会委員長  以上で人事委員会事務局の審査を終わります。  次に、監査委員事務局の審査を行います。監査委員事務局次長から説明をお願いします。
    ◎中津昌樹 監査委員事務局次長  令和3年度一般会計決算のうち監査委員事務局所管分について、配付資料に基づき説明します。歳入はありませんので、歳出についてのみの説明となります。  歳出、第2款総務費、第7項監査委員費、第1目監査委員費です。予算現額、支出済額は記載のとおりです。人件費は、監査委員4名、一般職員18名、非常勤職員1名の人件費です。  次に、外部監査費は、包括外部監査人への委託料です。  次に、事務局諸経費は、定期監査、決算審査などの実施に係る事務的諸経費です。 ○平松洋一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆高橋三義 委員  監査委員ですが、令和3年度は新しく3名の方でしたか。4名とも全部新しい方でしたか。 ◎中津昌樹 監査委員事務局次長  令和3年度については、議選のお二方が交代となっています。 ◆高橋三義 委員  審議内容とか、令和3年度は何か変更とか取り立ててありましたか。 ◎中津昌樹 監査委員事務局次長  先日、9月30日の決算特別委員会で説明した一般会計の決算審査に係る部分かと思いますが、特に変更点等についての話はありませんでした。 ○平松洋一 分科会委員長  ほかありませんか。                    (な  し) ○平松洋一 分科会委員長  以上で監査委員事務局の審査を終わります。  次に、会計課の審査を行います。会計課長から説明をお願いします。 ◎田中早苗 会計課長  会計課所管分、令和3年度決算について、資料に基づき説明します。  歳入はありませんので、歳出について説明します。第2款総務費、第1項総務管理費、第5目会計管理費会計管理事務費は2,852万2,127円、主な内容は、各種収納金の口座振替に係る公金取扱手数料のほか源泉徴収票等発送事務委託経費各種帳票印刷費などの事務諸経費です。 ○平松洋一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○平松洋一 分科会委員長  以上で会計課の審査を終わります。  次に、秘書課の審査を行います。秘書課長から説明をお願いします。 ◎長浜達也 秘書課長  秘書課所管分の令和3年度決算、初めに、歳入、第25款諸収入、第5項雑入、第3目雑入、記載のとおり50円です。行政資料の閲覧、複写希望があった際に複写の実費負担分として納入があったものです。  次に、歳出、第2款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費、626万1,331円の内訳は、交際費、全国市長会及び県市長会の負担金、その他事務諸経費です。  次に、第20目諸費、267万5,277円、内訳は表彰関係経費で、新潟市表彰及び新潟市スポーツ大賞に係る表彰状や記念品などが主な内容です。 ○平松洋一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○平松洋一 分科会委員長  以上で秘書課の審査を終わります。  次に、区役所の審査を行います。  ここで区役所の審査方法についてお諮りします。地域課、総務課の2課の審査を行う区役所については、効率的な議事の進行を図るため、区役所ごとに一括して審査したいと思いますが、いかがでしょうか。                   (異 議 な し) ○平松洋一 分科会委員長  そのように行います。  初めに、北区役所の審査を行います。北区地域総務課長から説明をお願いします。 ◎柬理守 北区地域総務課長  令和3年度新潟市一般会計決算のうち北区地域総務課所管分、配付資料により説明します。3ページ、歳出、支出額合計24億3,529万3,313円、執行率97.2%です。なお、翌年度繰越額は令和3年度補正の横井の丘ふるさと資料館解体事業の全額及び公共施設修繕事業の一部の令和4年度への繰越額です。不用額の主なものは、葛塚コミュニティセンター移転改修工事に係る入札請け差及び区役所の管理運営に係る費用です。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第6目財産管理費、財産管理諸経費は、新潟県競馬厩舎跡地売却に係る経費のうち本市分を新潟県へ負担金として支払いました。  次に、第9目区政推進費のうち、人件費は、北区の一般職員及び会計年度任用職員の人件費です。  次に、地域コミュニティ活動の活性化は、コミュニティ協議会の運営助成などです。  次に、地域の自立性の向上のうち、特色ある区づくり事業です。木崎村小作争議100周年事業では、令和4年度開催の企画展に向けたパンフレット等の作成や主な展示品の一つである無産農民学校西入り口の木製看板の修復を行いました。  次に、地域「ひと・まち」パートナーシップ支援事業は、新潟医療福祉大学の学生がコミュニティ協議会や小・中学校などに出向き、地域活動支援や学習支援、部活動支援などを行いました。また、コロナ禍の工夫で駆けっこが早くなるためのコツや、地域活動を行うに当たり学生の力を活用してほしいというメッセージなどの動画作成を行い、区内の小・中学校や地域に配布しました。  次に、地域防災ひとづくりでは、北区河川別ハザードマップの全戸配布による区民への防災啓発と北区防災士の会を対象としたワークショップを開催し、スキルアップの支援を行いました。  区自治協議会提案事業では3事業を行いました。めざせ防災力向上!では、親子を対象に11月3日に防災体験イベントを開催し、防災の基礎知識やコロナ禍における防災などの啓発を行いました。「あったか言葉」っていいねでは、家族、友人など様々な方に対する思いやりのある言葉をあったか言葉として募集し、その言葉を区役所だより、公共施設での掲示などの方法で発信し、啓発に努めました。北区自然の魅力発信事業では、北区の隠れた魅力の写真をSNSで募集し、受賞した作品を配布カレンダーの写真として活用したほか、区だよりに掲載、紹介するなど、北区の魅力発信に取り組みました。  次の区政振興費は、所管するコミュニティセンター緊急修繕工事などです。  続いて、4ページ、区役所の管理運営は、区役所、出張所及び連絡所の管理運営経費です。  次に、公共施設感染症対策事業は、公共施設の新型コロナウイルス感染症対策を行うため、令和3年12月に全国共通で補正予算化されたもので、北区では出張所、連絡所のトイレ自動水栓化等を行いました。  次に、公共施設修繕事業は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた中小企業等に対する本市の地域経済対策の一環として公共施設の修繕工事を行うもので、令和3年12月及び令和4年2月に全国共通で補正予算化されました。北区では、所管するコミュニティセンターの外壁修繕や消防設備修繕等を行いました。  次に、庁舎の整備は、北区役所庁舎の外構整備の実施設計業務委託料です。  次に、新しい生活様式に対応したイベント再開への支援は、不特定多数の参加者が予想され、新型コロナウイルス感染症の状況を鑑みながら、開催の判断が必要となる事業、阿賀野川ござれや花火など5事業を集約し、計上したものです。夏以降感染症が拡大したことなどから、5事業の中で北区展のみの実施となりました。  続いて、第14目市民生活費のうち、自治会等集会所建設費補助は、自治会館の修繕工事6件に対して補助を行いました。  次のコミュニティ施設の管理運営は、コミュニティセンター指定管理業務委託料などです。  次のコミュニティ施設の整備は、コミュニティセンターの施設修繕などのほか、葛塚地域実行計画に基づき、旧区役所新館を葛塚コミュニティセンターなどの複合施設として改修しました。あわせて、旧区役所本館を解体しました。  次に、第16目文化振興費歴史文化施設の管理運営は、北区郷土博物館の管理運営経費です。  次に、歴史文化施設等の整備は、横井の丘ふるさと資料館の解体に係る経費で、今ほど翌年度繰越額で説明しましたが、令和4年度に全額繰り越しました。  次に、第19目防災対策費は、水防倉庫など5施設の維持管理経費です。  続いて、歳入、5ページ、収入済額合計5億4,135万7,625円、予算現額に対する収入済額の割合96.5%で、予算現額に比べ減額となった主な理由は、葛塚コミュニティセンター移転改修工事の減額に起因する市債の減によるものです。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第9目行政財産使用料は、区役所・出張所敷地内のATM設置などに伴うものです。  次に、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第8目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、今ほど説明した公共施設感染症対策事業の財源として充当した国庫支出金です。  次に、第20款県支出金、第1項県負担金、第7目政令指定都市拠点化支援交付金は、葛塚コミュニティセンター移転改修に伴う県支出金です。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、区役所の自動販売機設置や所管の普通財産貸付けなどに伴う貸付料です。  続いて、6ページ、第2項財産売払収入、第1目不動産売払収入は、新潟県競馬厩舎跡地売却に係る収入です。  次に、第2目物品売払収入は、北区郷土博物館刊行物などの売払い収入です。  次に、第25款諸収入、第5項3目雑入は、区役所など所管施設の光熱水費、コピー代実費分などです。  次に、第26款1項1目総務債は、葛塚コミュニティセンター移転改修工事に伴う市債です。 ○平松洋一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆渡辺有子 委員  北区役所だけではないと思いますが、最初に説明された関係で少しお聞きします。予算額としては少ないと思いますが、この中で庁舎の清掃や除雪費とかは、歳出の区役所の管理運営費の中に含まれていますか。 ◎柬理守 北区地域総務課長  区役所の運営費の中に含まれています。 ◆渡辺有子 委員  それで、全庁的な見直し改革の中の一環だと思いますが、庁舎の清掃費が非常に縮減されてきているという話を聞きました。令和3年度もしくは令和2年度からかもしれませんが、その予算額の推移はどのようになっているか分かれば聞かせてください。 ◎柬理守 北区地域総務課長  区役所の管理運営は、庁舎が新庁舎になったこともあり、令和2年度決算では465万3,000円余であったものが、令和3年度決算では579万4,000円余で、100万円余り増えている状況です。 ◆渡辺有子 委員  恐らく新しくなり、規模も違うので、そういった見直しを全体ですることが区役所にも来ているという言い方が正しいのかどうか分かりませんが、見直し等はする方向ですか。例えば、清掃の委託の回数を今まで週3回だったものを週2回にするとかというような話を具体的に聞いているので、それによって利用している市民の皆さんから、きれいではないという指摘もやはりありました。ささいなことなので、決算書で見ようとしても非常に見えにくく、なかなか困難で現場で聞くしかないと思い聞いてみましたが、そういった見直しはしてきましたか。 ◎柬理守 北区地域総務課長  全体ということなので、北区だけがどうかは申し上げにくいですが、いろいろな事務経費の効率化という部分の中では清掃費も含めていろんなところでうまく工夫はできないかという中で予算を編成しています。 ○平松洋一 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○平松洋一 分科会委員長  以上で北区役所の審査を終わります。  次に、東区役所の審査を行います。それでは、順次、説明をお願いします。 ◎澤田紀子 東区地域課長  東区地域課所管の令和3年度決算について説明します。  1ページ、1、歳入、予算現額1億541万7,000円に対し、収入済額6,841万1,413円で、予算現額に対する収入済額の割合は64.9%です。予算現額に比して収入済額が少ない主な理由は、新型コロナウイルス感染症の影響による体育施設の休館に伴う使用料の減などによるものです。  2、歳出、予算現額4億4,720万8,000円に対し、支出済額4億3,260万2,296円、執行率96.7%です。不用額の主な理由は、新型コロナウイルス感染症の影響によるコミュニティ施設の休館による指定管理委託料の減などによるものです。  初めに、3ページ、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業です。産業のまち東区魅力発信プロジェクトでは、コロナ禍においても、産業のまち東区をいつでもどこでも楽しめるよう、ウェブを活用したフォトコンテストを開催し、61人の方から193点の応募がありました。写真を撮ることをきっかけとして東区の魅力的なスポットを発見してもらうとともに、応募作品を公式インスタグラム等で紹介することで、継続的に産業のまち東区の魅力を発信することができたと考えています。  次に、東区プラザ開館10周年記念東区歴史文化プロジェクトです。まち歩き事業として、古代史の謎とされ、区内に存在していたとの説が有力である渟足柵を探索するコース、平成26年度に古墳であると確認された牡丹山諏訪神社古墳を探索するコース、全国でも珍しい砂丘湖であるじゅんさい池周辺を歩くコースの3コースを設定し、まち歩きを行いました。3回のまち歩きに延べ44人から参加いただきました。また、シンポジウムを開催し、東区内の歴史サークルによる発表と専門家を招いての講演会を行い、97人から参加いただきました。まち歩き、シンポジウムともに参加者からの満足度は90%程度と高く、東区の歴史、文化を知っていただける取組として成果があったと認識しています。  次に、じゅんさい池みらいプロジェクトです。池の今後の活用方法や整備の在り方を検討するじゅんさい池みらい会議を開催し、じゅんさい池みらいプランの策定を行ったほか、池の歴史や動植物を親しみやすく紹介した子供向けリーフレットの作成、発行などを行いました。じゅんさい池を未来に残していくためにはより多くの方から関心を持ってもらうことが重要であるため、今後も継続してじゅんさい池の魅力発信を行っていきたいと考えています。  次に、区自治協議会提案事業です。令和3年度は、令和4年度事業に向けて、部会がそれぞれの所管分野について地域課題の調査、研究に取り組みました。第1部会では、自治会、町内会の後継者不足をテーマとし、自治会、町内会向けのアンケート調査を通して課題の把握を行い、第2部会では地域の子供の居場所支援をテーマとして子ども食堂事業者に対するインタビュー調査や講師を招いての学習会を実施しました。また、第3部会では公共空間・施設の活用をテーマに公園の活用事業に関する勉強会を開催しました。自治協議会の委員の方々から、令和4年度事業を見据えた建設的な協議をしていただくことができたと考えています。  次に、区政振興費です。区政振興費(緊急対応分)は、主に所管施設の老朽化に伴う改修、修繕工事に要した経費です。  次に、地域で弁当交流応援事業は、コロナ禍においても交流機会を促進するため、市内の団体や企業に対して地域のかっぽうなどの飲食店やホテルから購入する弁当代の一部を助成しました。東区の店舗利用分として159件の申請があり、3,162人分の弁当代の補助を行いました。  区役所の管理運営、公共施設感染症対策事業は、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、東総合スポーツセンターのトイレにおける手洗い器の自動水栓化を行いました。  次に、新しい生活様式に対応したイベント再開への支援は、先ほど北区から説明があったとおり、不特定多数の参加者が想定され、新型コロナウイルス感染症の状況を鑑みながら、開催の判断が必要となった事業に係るものです。区の産業、観光の魅力発信や地域活性化のため東区工場夜景バスツアーを4回実施し、延べ99人から参加いただきました。また、東区歴史文化プロジェクトの一環として、東区プラザにおいて東区市民劇団、座・未来による演劇公演、東区や本市にゆかりのある方々によるバレンタインコンサートなどを開催し、延べ626人からおいでいただき、区の魅力や文化の発信に加え、区民の多様な参画によるにぎわい創出と地域の活性化に取り組みました。  次に、4ページ、第14目市民生活費自治会等集会所建設費補助は、自治会等が地域活動を行うための拠点となる集会所の新築、修繕等に要する経費の一部を補助したものです。  次に、コミュニティ施設の管理運営は、区内10か所のコミュニティ施設に係る指定管理委託料です。  次に、第18目スポーツ振興費は、主に東総合スポーツセンターなど、区内6か所のスポーツ施設に係る指定管理料です。  次に、第7款商工費、第1項商業費、第4目観光費、観光資源・観光イベントの充実は、山の下船江町浜海水浴場の開設に係る海浜事務所の設置や監視員の配置などに要する管理運営経費です。  続いて、5ページ、歳入、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第1目総務使用料は、東総合スポーツセンターなど体育施設の使用料です。  次に、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第8目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、歳出で説明した地域で弁当交流応援事業に充当したものです。 ◎大竹和浩 東区総務課長  東区総務課所管分について説明します。  1ページ、歳入、決算額合計6,788万8,002円、予算現額に対する収入済額の割合は78.5%で、減額の主な要因は、新型コロナウイルス感染症の影響による東区プラザ休館等に係る使用料の減によるものです。  続いて、歳出、決算額合計22億2,519万579円、執行率97.1%で、不用額の主なものは、職員の人件費及び区役所の管理運営に係る費用です。  初めに、歳出、7ページ、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費のうち、人件費は、東区の一般職員と会計年度任用職員を合わせた345名分の人件費で、記載のとおりです。  次に、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業です。地域の防災力の向上では、防災知識を有する専門家が講師となり、東区防災出前講座を自治会、コミ協、学校などを対象に開催し、防災基礎知識や地域の特性及び避難行動などを学び、防災意識の向上につなげました。令和3年度は26団体、延べ1,766人の参加となり、参加人数は昨年度に比べ773人の増となりました。また、子供の防犯力向上を図るため、地域と小学校による地域安全マップづくりを支援しました。  次に、避難所運営ワークショップでは、避難所運営マニュアルの整備が完了している施設を対象にシミュレーションを行うことでその後の地域における訓練に取り入れてもらうなど、災害時における円滑な避難所運営の確立を目指し、東区内避難所全28施設のうち9施設を対象として実施しました。  続いて、区政振興費は、石山地区センターのエレベーター機械室排風機更新工事、東区プラザ使用料還付などの経費です。  次に、区役所の管理運営は、区役所、石山出張所、大形連絡所、山の下まちづくりセンター、各庁舎の光熱水費、設備管理などの経費です。  次に、公共施設感染症対策事業では、新型コロナウイルス感染症対策として公共施設における窓口飛沫対策パネルなど必要物品を購入しました。  続いて、第13目交通安全対策費は、保育園、幼稚園、小学校、老人クラブなどで開催する交通安全教室、交通安全運動の街頭啓発、交通災害共済加入事務などに要した費用です。  8ページ、第16目文化振興費は、区役所庁舎2階にある東区プラザの管理運営経費です。  続いて、歳入、9ページ、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第1目総務使用料は、東区プラザの使用料です。  次に、第9目行政財産使用料は、東区役所庁舎に設置した市政情報モニターなどに係る財産使用料です。
     続いて、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第8目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、先ほど歳出で説明した公共施設感染症対策事業に対する国からの交付金で、東区各課で執行した事業費に対して交付を受けたものです。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、区役所庁舎に入居する商業テナントや社会福祉協議会などの貸付収入です。  次に、第25款諸収入、第5項雑入、第3目雑入は、テナントなどが使用した光熱水費、各区役所の自動販売機電気料の実費分です。 ○平松洋一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆渡辺有子 委員  総務課の文化振興費、東区プラザの管理運営ですが、指定管理料の見直しが行われた結果、不用額が100万円ほど出たということですか。 ◎大竹和浩 東区総務課長  これは、プラザ貸し館の業務委託料の請け差で生じた不用残です。精算という部分の変更ではなく、見積り合わせを実施し、長期継続契約になっているので、その分の請け差が出て不用残が出たという形です。 ◆渡辺有子 委員  要するに指定管理料を見直したものではないということですか。 ◎大竹和浩 東区総務課長  そうです。 ○平松洋一 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○平松洋一 分科会委員長  以上で東区役所の審査を終わります。  次に、中央区役所の審査を行います。それでは、順次、説明をお願いします。 ◎大倉博美 中央区地域課長  中央区地域課所管の令和3年度決算について説明します。  1ページ、1、歳入、予算現額6億2,056万9,000円、収入済額5億9,793万7,129円、予算現額に対する収入済額の割合は96.4%です。次に、2、歳出、予算現額8億4,087万9,440円に対し、支出済額8億1,882万6,956円、執行率97.4%です。  初めに、歳出、3ページ、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業は、記載の4事業に取り組みました。しもまち地域活性化事業では、市内でも人口減少や高齢化の進行が著しい下町地域の活性化のため、人の交流、流入を促すとともに、若い世代に興味を持ってもらうきっかけづくりを目的として、SNS等を活用した魅力の発信や、現地を訪れ、地域の魅力に触れることができるイベントを実施しました。  次の地域のお宝!再発見事業では、新潟シティガイドによる解説つきのまち歩きを年間25回開催しました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、1回当たりの定員を減らすなどの対策を取りながらの実施でしたが、延べ438人の参加をいただき、多くの方に中央区の魅力を実感していただける機会になったと考えています。また、2回目の開催となったインスタグラムを活用したフォトコンテストでは、水辺のまち中央区をテーマに730件の応募があり、中央区の魅力を広く発信することができたと考えています。  次のみなとまち新潟伝統的産業PR事業では、市内の主に飲食店を対象に新潟漆器を貸し出す事業を実施し、中央区内の2つの小学校で栄養士の協力を得ながら区内製造発酵食を使用した給食の提供や発酵食産業PR冊子を配布するなどして区の伝統的産品である新潟漆器や発酵食の認知度向上を図りました。また、古町芸妓によるPR事業では、古町芸妓お昼の舞を定期的に開催し、古町芸妓による踊りの披露や記念撮影など、気軽に古町芸妓に触れていただくことができました。コロナ禍ではありましたが、延べ250人から参加いただき、港町文化や古町芸妓の魅力を伝えることができたと考えています。  次に、区自治協議会提案事業は、4つの部会で担当分野ごとにテーマを決め、自ら企画提案した事業に取り組みました。第4部会では、地域の空き家に関するアンケートや講演会を実施し、空き家を個人の問題として捉えるだけでなく、地域の課題であることも認識してもらいました。  次に、区政振興費のうち、主な事業である地域で弁当交流応援事業では、地域の交流機会の促進と、コロナ禍で厳しい状況に置かれている飲食店やホテルへの支援を行い、中央区では1,231件、延べ2万6,596人と市内で最も多くの利用をいただきました。  次に、区役所の管理運営、公共施設修繕事業については、コロナ禍で民間工事の減少が懸念される中、地域の足元を支える事業者の経営安定に資する取組として、昨年度12月定例会と2月定例会で新型コロナウイルス感染症対策として増額補正を行い、所管施設の修繕を実施したものです。  次に、4ページ、第14目市民生活費、活動や交流の場の整備のうち、自治会等集会所建設費補助では、自治会集会所の修繕について2件の補助を行いました。  次に、コミュニティ施設の整備は、閉校した旧豊照小学校跡地の公募売却に向けた測量等に係る経費と新たに山潟中学校区内にコミュニティハウスを整備するための基本構想策定に係る経費です。  次に、第18目スポーツ振興費は、鳥屋野総合体育館や西海岸公園市営プールなど、7施設の管理運営経費やスポーツ振興会に対する活動支援費となります。  次に、5ページ、第7款商工費、第1項商業費、第4目観光費、魅力あふれる観光都市づくり、観光資源・観光イベントの充実は、関屋浜海水浴場の管理運営に関する経費です。なお、例年開設していた日和山浜海水浴場は、国による堤防の安全対策工事が行われていたため、令和3年度は開設していません。  次に、第5目露店市場管理費は、本町市場と本町下市場の管理運営経費です。  続いて、歳入、6ページ、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第1目総務使用料は、当課が所管する市民プラザ、旧日本銀行新潟支店長役宅、旧齋藤家別邸、万代市民会館及び各体育施設に係る使用料収入です。  次に、7ページ、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第8目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、歳出で説明した地域で弁当交流応援事業に係る交付金です。  次に、第20款県支出金、第2項県補助金、第6目商工費県補助金は、中央区が所管する海水浴場における海洋ごみの回収、処理に係る必要経費に対する県からの補助金となります。  次に、第21款財産収入、第2項財産売払収入、第1目不動産売払収入は、行政目的を終えて未利用となった公共施設跡地を公募売却したことによる土地売払い収入です。 ◎清水斎 中央区総務課長  中央区総務課所管分について説明します。1ページ、歳入、収入済額5,418万398円、予算現額に対する割合は115.7%で、増加の主な要因は、土地の売払い収入の増額です。  次に、歳出、支出済額29億8,073万2,367円、執行率97.3%で、不用額の主なものは、職員の人件費です。  初めに、歳出、9ページ、第2款1項9目区政推進費のうち、人件費は中央区の一般職員と会計年度任用職員合わせて451人分の人件費です。  次に、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業です。防災人材育成・地域づくり事業は、中学生を対象に避難所運営の講習会を行ったほか、防災資機材の購入や資機材保管庫の設置費用の助成により地域防災組織の体制強化を図りました。また、要支援者への啓発活動のほか、地域が行う津波自主避難マップの作成支援を行いました。  次に、まちなか発にぎわいプロジェクトは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、新しい生活様式に対応したイベント再開への支援の一環として事業を実施しました。NEXT21、1階アトリウムを中心にライトアップやピアノ演奏、写真撮影スポットの設置など、町なか活性化を図るためにイベントを行いました。  次に、区政振興費は、区役所や出張所の施設修繕など緊急対応に要した経費です。  次に、区役所の管理運営のうち、区役所の管理運営費は、中央区役所及び出張所の管理運営に係る経費です。公共施設感染症対策事業は、新型コロナウイルス感染症対策として、トイレの照明や手洗い器の自動化、消毒用アルコールなどの感染防止にかかった費用です。  次の公共施設修繕費は、新型コロナウイルス感染症対策として、民間工事の減少が懸念される中、地域の足元を支える小規模事業者の経営安定に資する取組として、所管施設の修繕を実施しました。  次に、第13目交通安全対策費は、幼児、児童や高齢者を対象とした交通安全教室を109回実施したほか、街頭啓発などにかかった経費です。  次に、第19目防災対策費は、旧豊照小学校体育館を避難所として維持管理するために要した経費です。  続いて、歳入、10ページ、第18款1項9目行政財産使用料は、中央区役所庁舎内の市政情報モニターなどに係る財産収入使用料です。  次に、第19款2項8目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、歳出で説明した公共施設感染症対策事業に係る交付金です。  次に、第21款1項1目財産貸付収入は、所管する財産に係る土地貸付料及び建物貸付料です。  次に、第2項1目不動産売払収入は、現在使用していない土地の売払い収入です。  次に、第2項2目物品売払収入は、不要となった車両3台の売払い収入です。  次に、第25款5項3目雑入は、中央区役所、出張所における入居団体等が使用した光熱水費の実費徴収分です。 ○平松洋一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆渡辺有子 委員  下町地域の活性化事業にいろいろと工夫しながら取り組んでいると思いますが、にいがた2kmとの関係で他区への波及効果があるような取組もしていきたいという説明もこの間受けています。中央区内でそれぞれの地域のまちづくりとにいがた2kmの事業の関連性や協力等についての取組はどのような状況になっているのか聞かせてもらえますか。 ◎大倉博美 中央区地域課長  下町地域活性化事業は、下町の地域の高齢化や人口減少の課題に対しての取組でしたが、にいがた2kmとの関連は、今後もにいがた2kmとプラスの取組はしていきたいと思っています。町なかの活性化については、本庁のにいがた2kmのチームと一緒になり、中央区でもワーキングチームを構成し、にぎわいの創出について一緒に取り組んでいきたいと思います。 ◆渡辺有子 委員  それは、にいがた2kmの地域の中での取組についてという意味ですよね。 ◎大倉博美 中央区地域課長  全体的なにいがた2kmの取組については本庁の部署がすると思いますが、取組については全区で一緒に取り組んでいくことになっています。中央区では、中央区内の2kmの部分を中心的に取り組んでいこうと思っています。 ◆渡辺有子 委員  総務課で先ほど人件費の不用額があるという説明がありましたが、前年度もあったような気がします。職員の欠員が補充できなかったことが理由ですか。 ◎清水斎 中央区総務課長  大きいところは職員の補充についてですが、今回欠員状況は、5人が7か月分の欠員が生じたことが大きかったです。12月補正で1回精算していますので、欠員とか影響は大体12月以降の欠員の影響が大きいと思われます。 ◆渡辺有子 委員  そうすると、12月以降に引き続き職員の欠員が続いていたという理解でよろしいですか。 ◎清水斎 中央区総務課長  欠員については5人で7か月なので、続いていたというよりも、後半に生じたということです。 ◆志賀泰雄 委員  しもまち地域活性化事業について、昨年も聞きましたが、改めてお聞きします。この事業が下町ファンの拡大を図るきっかけを創出ということが記されており、実際にこれまでもやってきた「はじめて、しもまち。」プロジェクトとか、また来年度もこの事業が行われると思いますが、下町ファンの拡大ということで、これは令和2年度、令和3年度を踏まえて、どのぐらい拡大したのか、その数値的なものは何かつかんでいますか。 ◎大倉博美 中央区地域課長  ファンの拡大については、具体的な数字は持っていませんが、イベントを通して皆さんに喜んでいただき、下町を知っていただくという取組は、少しずつ効果が出ていると実感しています。来年度は、こういう事業ではなく、別な取組として取り組んでいこうと思っています。この事業は、令和4年度で一旦終了し、今までの課題を整理し、次につなげたいと考えています。 ◆志賀泰雄 委員  移住、定住もそうですが、下町ファンというと、1回来ただけで終わりではなく、リピーターをつくってこそのファンであり、人が人を呼ぶという取組がないと本当のファンにはならないと思います。そういった意味では、データ収集は非常に重要だと思いますが、この辺は何か取り組みましたか。 ◎大倉博美 中央区地域課長  イベントに来る方についての集計はしています。その年度ごとに行っているイベントが違うので、単純に比較はできないと思いますが、下町を知り、再度来てくれる方がいるという実感はあります。分析についてはこれからしていきたいと思っています。 ◆志賀泰雄 委員  そういった意味では、SNSを活用していますので、そこがどこまでワン・ツー・ワンというか、個人に対して情報の集約ができるか分からないです。次年度の新しい取組について期待したいと思いますが、現時点での考えがあれば聞かせてください。 ◎大倉博美 中央区地域課長  今の時代のSNSというのがとても大きな広報媒体であるという認識は持っており、令和2年度から取っているインプレッション数を分析し、令和2年度のインプレッション数よりも令和3年度のインプレッション数が少なかったということもあり、今後の取組について課題を感じているところです。広報の仕方について、より皆さんに広く伝えられるように取り組んでいきたいと思っています。 ○平松洋一 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○平松洋一 分科会委員長  以上で中央区役所の審査を終わります。  次に、江南区役所の審査を行います。江南区地域総務課長から説明をお願いします。 ◎松屋賢治 江南区地域総務課長  江南区では文化、スポーツに係る事務は産業振興課、交通安全に係る事務は区民生活課所管となりますので、あらかじめ御了承ください。  3ページ、歳出、支出済額19億4,322万4,789円、予算現額に対する執行率は87.7%です。なお、翌年度繰越額は曽野木コミュニティセンター整備事業の全額と補正予算で追加となった公共施設感染症対策事業及び公共施設修繕事業の一部を令和4年度へ繰り越したものです。不用額の主なものは、退職や育児休業取得などによる一般職員人件費や新型コロナウイルスの影響によるイベント中止などによるものです。  初めに、第2款1項9目区政推進費、人件費は、区役所職員282名に対する人件費で、内訳は記載のとおりです。  次に、地域コミュニティ活動の活性化、地域コミュニティ育成事業は、コミュニティ協議会の安定した運営を図り、地域と行政が協働してまちづくりに取り組む環境を整備することを目的とした事業で、具体的にはコミュニティ協議会の事業に要する経費に対して助成金を交付したものです。  次に、分権型協働都市の基盤の強化、区自治協議会運営事業は、区自治協議会の運営に係る経費です。  次に、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業です。みんなで語り、考える使いやすい公共交通では、区バス、住民バスについて、利用状況に合わせたダイヤ改正を実施し、収支率の改善に取り組みました。また、区内の小学生を対象としたバス乗車体験学習会において、子供たちにバスの設備や乗り方、マナーのほか、ICカードによる運賃精算の模擬体験等を実施し、将来の公共交通利用に向けた意識啓発を図りました。  江南区安心・安全な地域づくりの推進は、各地域の実情に応じた防災、防犯、交通安全の分野において、地域コミュニティ協議会と協働し、避難所運営に係る研修会などによる地域の安心、安全への意識啓発や資機材の整備を行いました。また、区内の公立中学校において、消防署などと連携したジュニアレスキュー隊育成講習会を開催し、次世代の防災への意識啓発を図りました。  「江南区をPR」魅力発信プロジェクトでは、コロナ禍で不安な中、県外で生活する大学生等を応援するため、区内の企業等から食品などの物資を提供いただき、ふるさと江南区宅配便を送付しました。地元の思いが学生に伝わり、ふるさとの懐かしさや魅力を再認識してもらうことができました。  区自治協議会提案事業は、区自治協議会が主体となって、江南区モビリティプロジェクト、多世代交流“みらい”プロジェクト、誰でも安心して安全に暮らせるまちづくりプロジェクト、地域課題解決サポートプロジェクトの4事業を実施しました。  次の区政振興費は、市民協働事業や各施設の緊急修繕に要した費用です。  次に、区役所の管理運営のうち区役所の管理運営は、区役所、出張所及び連絡所の管理運営経費です。  次の公共施設感染症対策事業は、新型コロナウイルス感染症対策として消毒用アルコールなどを購入した経費です。  次の公共施設修繕事業は、新型コロナウイルスの影響を受けた小規模事業者のための地域経済対策として、所管施設の修繕工事を行いました。なお、資材等調達の都合などにより年度内に実施できなかった工事などについては、令和4年度へ繰越しをしました。  次の新しい生活様式に対応したイベント再開への支援は、新型コロナウイルスの影響により開催が未定だったかめだ祭りなど8事業を集約して計上したものですが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、亀田・横越公民館の文化祭のみ一部規模を縮小して実施しました。  続いて、4ページ、第14目市民生活費、活動や交流の場の整備のうち、自治会等集会所建設費補助は、自治会等の活動の拠点である集会所の改築及び修繕に係る費用に対する補助金で、計5自治会の費用について、新築、大改修は補助率2分の1で限度額800万円、修繕は補助率3分の1で限度額100万円の範囲内で補助したものです。  次のコミュニティ施設の管理運営は、亀田地区コミュニティセンターなど、区内の3つのコミュニティ施設の指定管理に係る経費です。  次のコミュニティ施設の整備は、曽野木地域実行計画に伴う施設再編により鐘木会館、曽野木保育園及び第二曽野木保育園を解体するための実施設計委託費用などです。なお、曽野木コミュニティセンター整備事業については、新型コロナウイルス感染症の影響などに伴う世界的な木材需要の高まりにより建設に必要な木材の入手に時間を要し、年度内の竣工ができなかったため、事業費及び事業に係る財源の全額を令和4年度へ繰り越しています。  次に、第17目市民会館費、市民会館の管理運営は、亀田市民会館、亀田あけぼの会館の指定管理に係る経費です。  続いて、5ページ、歳入、収入済額合計2,115万8,483円、予算現額に対する割合8.8%です。これは、曽野木コミュニティセンター整備事業や公共施設感染症対策事業など、令和4年度へ繰り越した事業の財源として予定していた交付金や市債について、令和3年度には収入がなかったことによるものです。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第1目総務使用料、総務管理使用料は、亀田市民会館など所管施設の使用料収入などで、内容は記載のとおりです。  次に、第9目行政財産使用料は、庁舎敷地内の職員の駐車場使用料などです。  次に、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第8目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、当課所管の公共施設における新型コロナウイルス感染症対策事業費に係る国庫補助金です。  次に、第20款県支出金、第1項県負担金、第7目政令指定都市拠点化支援交付金は、曽野木コミュニティセンター整備事業に係る交付金であり、令和3年度の収入はありません。  6ページ、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、当課が所管する土地や各施設の自動販売機設置などの貸付料です。  次の第2項財産売払収入、第2目物品売払収入は、入替えなどにより不用となった除雪車両などの売却収入です。  次に、第25款諸収入、第5項3目雑入、総務費雑入は、当課が所管する各施設において設置を認めた自動販売機の電気料実費などです。  次に、第26款市債、第1項1目総務債は、曽野木コミュニティセンター整備事業に係る市債であり、令和3年度の収入はありません。 ○平松洋一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆渡辺有子 委員  先ほど不用額のところで、職員の退職とか育休の関係というようなことを言いましたが、詳しく教えてもらえませんか。 ◎松屋賢治 江南区地域総務課長  年度途中で退職した方や育休取得者の代替職員など、単純に正職員と臨時職員の人件費の差が生じるので、そういった積み上げで、結果この金額の不用残が出ました。 ◆渡辺有子 委員  そうすると、育休に入った方が不補充になっていたという意味ではなく、給与の差額の不用額という理解でよろしいですか。 ◎松屋賢治 江南区地域総務課長  育休の代替職員が補充されないという場合もありました。 ◆渡辺有子 委員  それは何人ですか。 ◎松屋賢治 江南区地域総務課長  1人です。 ◆渡辺有子 委員  それは、募集しても来なかったのか、それとも募集しなかったのですか。 ◎松屋賢治 江南区地域総務課長  募集しましたが、採用に至らなかったということです。
    ◆渡辺有子 委員  育休であれば、大体予定がいつから育休に入るというのは分かっていると思いますが、なかなか応募する方がいないということですか。 ◎松屋賢治 江南区地域総務課長  近年は、なかなか採用に窮している状況です。 ◆渡辺有子 委員  途中退職者の方は何人いましたか。 ◎松屋賢治 江南区地域総務課長  2名です。 ◆渡辺有子 委員  それに関係する職員の補充はされたということですか。 ◎松屋賢治 江南区地域総務課長  両名とも補充はなかったです。 ◆渡辺有子 委員  本庁もですが、日頃から江南区だけに限らず、区役所では人手が足りなくて本当に大変だという声を聞きます。募集しても来ないだけなのか、どうしてそうなるのか、今の時点でどのように捉えていますか。多分令和3年度や江南区に限ったことではなかったような気がします。ほかの区でもやはり不補充のまま来たという状況があると思いますが、その点についてどのように考えていますか。 ◎松屋賢治 江南区地域総務課長  なかなか事業をやめるということが行政としては難しい部分があり、事業がどんどん積み重なっている中で増員がないという状況もあります。また経済状況によって民間の人件費が恐らく上がっていて、こちらが募集する賃金だとなかなか応募がないという状況もあると考えています。 ◆渡辺有子 委員  全庁的な問題で、区役所でもそうですが、このまま仕方ないでは済まない問題だと思います。全庁的にやはりそれを検討する部署は中心的には総務部になるだろうと思いますが、そういう意見は江南区からもきちっと上げていますか。 ◎松屋賢治 江南区地域総務課長  そういった事情はその都度お話をしています。 ◆加藤大弥 委員  特色ある区づくり事業の中で区バス乗車体験学習会の実施ということで、とてもいい事業だと思いますが、これが1つの小学校にとどまっているというのが少し気になります。何で1つしかできなかったのか計画も含めて経過を確認させてください。 ◎松屋賢治 江南区地域総務課長  昨年度は、コロナ禍の影響で学校側から遠慮したいということで、小学校1校という結果になりました。 ◆加藤大弥 委員  ということは、こういう事業がありますという一応募集はしたけれども、応募が1つの小学校しかなかったという理解でいいですか。 ◎松屋賢治 江南区地域総務課長  そのとおりです。 ◆志賀泰雄 委員  「江南区をPR」魅力発信プロジェクトは、非常にいい事業だと思いますが、事業概要で、江南区への移住促進を図りますと記されており、魅力を発信していく中で、実際に移住促進を今後どう図っていくのか教えてもらえますか。 ◎松屋賢治 江南区地域総務課長  こういった取組を通じて、江南区の魅力そのものを発信していくのが第一ですが、この魅力発信プロジェクトを通じて、もともと江南区出身の学生たちがUターン、里帰りして、定住してもらうところから始めていきたいと思っています。今年度は江南区の魅力を発信するような映像をコンテスト形式で募集し、また情報発信に力を入れたいと思っています。 ◆志賀泰雄 委員  そうすると、600名に情報発信する、例えば、メール、SNS、LINEなのかは分かりませんが、そういったやり取りができる仕組みは構築しているということでいいですか。 ◎松屋賢治 江南区地域総務課長  そのとおりです。今年度からになります。ただ、昨年度、物資を送った学生が自発的にSNSで情報発信をしていますので、そういったことを今年度もう少し横のつながりができないかと考えています。 ◆志賀泰雄 委員  確認ですが、江南区役所からその方々に情報発信する手段があるということで理解していいですか。 ◎松屋賢治 江南区地域総務課長  今年度はメールアドレスを登録していただいているので、こちらからまた連絡することも可能です。 ○平松洋一 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○平松洋一 分科会委員長  以上で江南区役所の審査を終わります。  次に、秋葉区役所の審査を行います。秋葉区地域総務課長から説明をお願いします。 ◎古俣浩 秋葉区地域総務課長  秋葉区地域総務課所管の令和3年度決算について説明します。支出済額合計20億1,577万1,228円、執行率96.4%で、翌年度繰越額は、令和3年度に増額補正のあった公共施設感染症対策事業及び公共施設修繕事業の一部を繰り越したことによるものです。また、不用額は2,645万1,772円で、その主な要因は新型コロナウイルス感染症の影響によるイベント等の中止や、区役所の管理において除雪経費が見込みより少なく済んだことなどによるものです。  初めに、3ページ、第2款総務費、第1項総務管理費、第6目財産管理費、財産管理諸経費は、旧新関地区集会所の解体に要した経費が主な内容です。  次に、第9目区政推進費のうち、人件費は一般職員194人、会計年度任用職員21人の合計215人分の人件費です。  次に、地域コミュニティ活動の活性化は、区内11のコミュニティ協議会への運営助成費などです。  次に、地域の自立性の向上のうち、特色ある区づくり事業です。文化遺産情報発信事業では、ワークショップの参加者を募り、秋葉区の魅力の発信についてアイデアを考えてもらい、今後もこの取組を進め、区民と協働で積極的な情報発信を行える体制づくりを目指していきたいと考えています。  次のアキハの宝こども探検ツアーでは、チャレンジ!あきは体験隊とあきはっ子里山体験隊の2講座を開催し、小須戸地区の特徴的な町屋の見学を通じて地域の文化、歴史を学ぶ機会や里山で植物採集、標本作りを体験する機会を設けました。子供たちがふるさと秋葉区の魅力を十分に体感することで郷土への愛着を育むことができたものと考えています。  次のアキハスムプロジェクトVol.2では、新型コロナウイルス感染症の影響が広がったため、オンラインによる移住相談会を実施しました。相談会では、秋葉区を区民が紹介した後、先輩移住者との交流を図り、秋葉区への移住を考えていただける機会にすることができました。ただ、参加申込者が少なく、相談会開催の周知が課題に残りましたので、これを改善し、今後も実施していきたいと考えています。こうした相談会のほかには、日本女子ラグビーでオリンピックに出場した秋葉区出身の原わか花選手を応援する大型バナーを製作し、新津駅に掲げるなど、シビックプライドの向上にも努めました。  次の花が迎えるまちづくり事業は、地域の皆さんの協力をいただきながら、国道403号沿いのフラワーロードを季節の花で彩り、花の美しい秋葉区を広く内外にアピールしました。  次に、区自治協議会提案事業です。きらめきサポートプロジェクトは、地域課題の解決につながる事業を区民に募集し、区自治協議会と区民が協働して子育て支援やイノシシなどの大型獣対策など4つの事業に取り組みました。また、秋葉区の暮らしやすさに関する意識調査は2年越しで区自治協議会が企画、実施したもので、調査の結果、秋葉区が住みよいと思う人が68%に上った反面、就業のしやすさや子育て環境の向上などの課題も見つかり、区自治協議会より課題解決に向けた提言をいただき、今後の区政の推進に役立てていきたいと考えています。  次に、区政振興費は、緊急対応として行った施設修繕やエフエム新津市政番組放送委託事業などの経費です。  次に、区役所の管理運営のうち、区役所の管理運営は、秋葉区役所及び小須戸出張所の管理運営経費です。  次に、公共施設感染症対策事業は、新型コロナウイルス感染拡大を抑制するために必要な消耗品や施設修繕に要した経費です。  次に、公共施設修繕事業は、感染拡大の影響に伴う経済対策として施設の修繕工事などを行ったものです。  次に、4ページ、新しい生活様式に対応したイベント再開への支援は、にいつ夏まつりなどのイベント再開支援のための事業ですが、感染症拡大の影響によりやむなく中止となり、支出済額はゼロです。  続いて、第13目交通安全対策費です。交通安全推進事業は、交通安全教室の開催や街頭啓発活動などを実施し、交通事故の発生防止に努めました。秋葉区内では、令和3年中に人身交通事故が58件発生しています。今後も警察署や地域の皆様と共に力を合わせて人身交通事故発生件数ゼロを目指して取り組んでいきます。  次に、第14目市民生活費、活動や交流の場の整備のうち、自治会等集会所建設費補助は、中野連合町内会の集会所など計7件の修繕に対する補助金です。  次に、コミュニティ施設の管理運営は、秋葉区内6つのコミュニティセンターの管理運営に係る経費です。  次に、コミュニティ施設の整備は、小合地区コミュニティセンター下水道接続工事に要した経費です。  次に、第16目文化振興費です。芸術文化の拠点機能充実より以降は、秋葉区文化会館、新津地区市民会館、小須戸地区ふれあい会館の管理運営に要した経費です。なお、新津地区市民会館は老朽化に伴い、令和5年度末の閉館に向けて利用団体に代替施設を紹介するなど取り組んでいきます。  次に、第17目市民会館費は、新津地域学園の管理運営に要した経費です。  次に、5ページ、第18目スポーツ振興費、生涯にわたるスポーツ活動の推進のうち、スポーツ施設の管理運営は、秋葉区総合体育館をはじめ、区内体育施設の管理運営に係る経費です。  次に、第19目防災対策費は、防災訓練用資材の購入や防災行政無線の維持管理などに要した経費です。  次の第5款労働費、第1項労働諸費、第1目労働諸費は、新津地区勤労青少年ホームの管理に要した経費です。  第6款農林水産業費、第1項農業費、第5目林業振興費は、当課で所管する新津森林公園の管理に係る経費です。  続いて、6ページ、歳入、収入済額合計1億300万2,621円、予算現額と比べて2,278万7,379円の減でした。その主な理由は、新型コロナウイルス感染症による施設の休館と利用者の減少により施設の使用料に影響が生じたことのほか、昨年度の補正予算で追加となった公共施設感染症対策事業の一部を令和4年度に繰り越したことによる新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の減です。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第1目総務使用料、総務管理使用料は、新津地区市民会館など記載の各施設及び秋葉区総合体育館などの体育施設に係る使用料です。  次に、第4目労働使用料は、新津地区勤労青少年ホームの施設使用料、第9目行政財産使用料は、区役所や各施設における自動販売機設置などの使用料です。  次に、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第8目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、公共施設の感染症対策に必要な修繕工事などへの充当財源です。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、新潟地方法務局への土地貸付料や県地域振興局への区役所庁舎5階フロアの土地、建物の貸付料などです。  次に、7ページ、第22款寄附金、第1項寄附金、第1目一般寄附金は、区内の都市ガス供給事業者との連携協定に基づき採納した寄附金です。  次に、第24款繰越金は、令和2年度から繰り越して実施した旧新関地区集会所の解体事業に充当したものです。  次に、第25款諸収入、第5項雑入、第3目雑入は、区役所庁舎維持管理費に対する県からの分担金が主なものです。  次に、第4目違約金及び延納利息は、工事請負契約及び物品契約の契約解除に係る違約金です。  次に、8ページ、第26款市債、第1項市債、第1目総務債は、小合地区コミュニティセンター下水道接続工事のためコミュニティ施設整備事業債を借り入れたものです。 ○平松洋一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○平松洋一 分科会委員長  以上で秋葉区役所の審査を終わります。  次に、南区役所の審査を行います。南区地域総務課長から説明をお願いします。 ◎山際幸太 南区地域総務課長  1ページ、令和3年度決算所属別内訳表、南区全体の決算状況をまとめた内訳表です。  南区地域総務課所管分、歳出、3ページ、支出済額合計21億6,893万328円、執行率97.9%です。なお、翌年度繰越額は、補正予算で追加となった公共施設感染症対策事業公共施設修繕事業の一部を令和4年度へ繰り越したものになります。不用額の主なものは、新型コロナウイルス感染症の影響によりイベント等の中止や区役所の管理運営などに要する経費です。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費のうち、人件費は、一般職員217名と会計年度任用職員37名の人件費です。  次に、地域コミュニティ活動の活性化は、コミュニティ協議会の運営助成などに係る経費です。  次に、分権型協働都市の基盤の強化は、自治協議会の運営費です。  次に、地域の自立性の向上のうち特色ある区づくり事業です。南区未来創生事業は、南区の活性化を目的に活動しているにいがた南区創生会議が発案した南区未来ビジョンを具体化するために、観光の広域連携事業などへの取組に対して支援を行いました。  地域と取り組む防災事業は、中学校防災教室を開催するなど、区民のさらなる防災意識の向上や啓発を図りました。  白根高校とのまちづくり連携事業は、区内唯一の高等学校である県立白根高等学校との連携を深め、コーディネーターが仲介役となって地域との調整を行うことで高校生が各種ボランティア活動に参加するなど、学校と地域活動の関係を構築することができ、まちづくりの人材育成につながりました。  未来創造教室は、小・中学生を対象に郷土愛あふれる豊かな心の育成などを目的に、各界で活躍する方の講演やワークショップ形式による学習活動を行いました。地域学習では、南区のよさを発見したり再認識したりして、南区への愛着や親しみを感じることができ、また地域と協働した活動を実施することで、地域の活性化にもつながりました。  未来につなぐ文化プロジェクトでは、旧笹川家住宅の利用促進を図るため、和傘と光の演出を用いた笹川邸和のヒカリなどのイベントを開催しました。また、ドキュメンタリー映画を用いて角兵衛獅子のPRを行い、伝統文化を未来へとつなげる取組を実施しました。  区自治協議会提案事業は、自治協議会が部会を中心に自ら企画実施した事業で、区バスなどの公共交通利用促進のため、公共交通ガイドの作成、出会いの場を提供する出会いの場づくり事業の実施、地域活動団体から事業を募集する南区まちづくり活動サポート事業などを実施しました。  次の区政振興費は、地域の交流事業や区が管理する施設の修繕に係る経費などです。このうち地域おこし協力隊を活用した地域活性化事業では、地域おこし協力隊員の活動によりオンラインツアーを実施するなど、南区のPRに取り組みました。  次に、4ページ、区域情報の発信は、エフエム新津を活用し、放送エリアである南区、秋葉区などへ向けて南区のPR、イベント情報の提供を行いました。  次に、区役所の管理運営のうち、区役所の管理運営は、南区役所庁舎や味方・月潟出張所庁舎の管理運営などに係る経費です。  公共施設感染症対策事業は、新型コロナウイルス感染対策として、所管施設の屋外トイレ洋式化工事を行ったものです。  公共施設修繕事業では、中小企業への経済対策として所管施設の修繕工事を実施しました。  次に、新しい生活様式に対応したイベント再開への支援は、集客型イベントである3つの事業を集約し、予算化したものですが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、月潟まつりのみ規模を縮小して実施しました。  続いて、第13目交通安全対策費は、交通安全教育などを実施し、啓発活動に取り組みました。  次に、第14目市民生活費です。活動や交流の場の整備は、自治会等集会所修繕に対する補助とコミュニティ施設である区内10か所の地域生活センターの管理運営費です。  次に、地域安全情報の発信は、啓発活動に係る消耗品です。  次に、市民生活諸経費は、空き家情報の管理経費です。  次に、5ページ、第16目文化振興費、文化財の保護と活用は、国指定天然記念物、月潟の類産ナシの管理保護に係る経費です。  次に、歴史文化施設の管理運営は、しろね大凧と歴史の館、旧笹川家住宅、曽我・平澤記念館の管理運営費です。  次に、第18目スポーツ振興費、生涯にわたるスポーツ活動の推進のうち、スポーツ振興事業は、各種スポーツ大会を開催し、スポーツの普及、推進を図りました。  次のスポーツ施設の管理運営は、当課所管のスポーツ施設の管理運営経費です。  次に、住民主体のスポーツを支える組織の構築は、スポーツ振興会への補助金です。  次に、スポーツ振興諸経費は、スポーツ振興に係る事務費です。  次に、第19目防災対策費は、災害応急対応の充実のため、防災行政無線などの維持管理に要する経費が主なものです。  続いて、歳入、6ページ、収入済額合計4,344万8,000円、予算現額に対する収入済額の割合は74.1%で、収入済額が予算現額を下回った主な理由は、新型コロナウイルスによる休館などの影響で体育施設使用料が減少したことによるものです。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第1目総務使用料は、当課所管の施設の観覧料及び使用料となります。  次に、第7目土木使用料は、自動販売機等の設置に係る占用料です。  次に、第9目行政財産使用料は、駐車場使用料などです。  次に、第19款国庫支出金は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金です。  次に、7ページ、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は土地建物の貸付料です。  第2項財産売払収入、第2目物品売払収入は、旧笹川家住宅と曽我・平澤記念館で販売する物品の販売収入や不用車両の売払い収入です。  次に、第25款諸収入、第5項雑入、第3目雑入は、当課所管施設に設置している自動販売機の電気料、コピー代などの実費負担分などです。 ○平松洋一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し)
    ○平松洋一 分科会委員長  以上で南区役所の審査を終わります。  次に、西区役所の審査を行います。それでは、順次、説明をお願いします。 ◎高山雅義 西区地域課長  令和3年度新潟市一般会計決算、西区地域課所管分、1ページ、歳入、収入済額16億2,154万797円、予算現額に対して2,274万円余の減額で、減額の主な理由は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、市内公共施設を臨時休館した際の体育施設の使用料収入の減少によるものです。  続いて、歳出、支出済額4億3,869万1,992円、予算現額に対する執行率95.4%で、不用額2,091万円余となりましたが、主な理由は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、地域活動の自粛、規模縮小により、地域活動補助金の申請額が減少したこと、区自治協議会提案事業のイベントの実施内容を変更したことなどによるものです。  3ページ、初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費のうち、地域コミュニティ活動の活性化は、主に区内15コミュニティ協議会への運営費補助金です。  次に、分権型協働都市の基盤の強化は、主に区自治協議会委員への委員報酬です。  次に、地域の自立性の向上のうち、特色ある区づくり事業です。西区スポーツスマイルプロジェクトは、小学生を対象にかけっこ教室やプロアスリートスポーツ教室などの運動イベントを開催したほか、コロナ禍で運動不足が懸念される中、区だよりを通じて自宅でも簡単にできる体操やラジオ体操の正しいやり方を紹介し、健康意識の向上と運動するきっかけづくりにつなげました。区民の皆様にスポーツの楽しさを知ってもらうとともに、健康維持・増進につながる取組になったと考えています。  出動!西区地域盛り上げ隊は、次代を担う中学生が地域をよく知り、地域への関心を高めることを目的に地元のコミ協の方々と地域の課題解決の方法を考えるワークショップを開催しました。  西区のくらし・魅力発信事業は、若者の就職を機とした県外転出を抑制するために区内の大学と連携し、西区の住みやすさを大学生に発信しました。また、平成28年度から西区かがやき大使に任命している西区出身の元タカラジェンヌ、越乃リュウさんから区特産農産物や見どころなど西区の魅力をホームページやSNSで発信していただきました。  区自治協議会提案事業では、地域課題の解決に向けた事業提案を募り、越後新川まちおこしの会による文芸のふるさとガイドブック作成と地域への誇りと愛着の醸成事業を1件採択したほか、環境美化活動として現地を視察し、西区のごみの現状を把握しました。そのほか支え合いの大切さを広める標語を活用した啓発活動や多様なアート作品の展示と、音と光が融合した芸能祭、西区アートフェスティバルの開催など、自治協委員や地域団体と連携、協働し、地域課題の解決や区の活性化に取り組みました。  次の区政振興費は、所管する公共施設の緊急修繕を行いました。  区役所の管理運営、感染症対策設備整備事業ですが、字句訂正をお願いします。公共施設感染症対策事業に訂正をお願いします。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、所管する公共施設について手洗い器の自動化、網戸の設置工事などを行ったものです。  次の公共施設修繕事業は、新型コロナウイルス感染症の影響で民間工事が減少した中小事業者への経済対策として施設修繕を行いました。  新しい生活様式に対応したイベント再開への支援では、西区アートプロジェクトとして新潟大学との協働により音楽イベントを開催したほか、新潟大学工学部の学生が制作したアート作品の展示などを行いました。  次に、4ページ、第14目市民生活費、活動や交流の場の整備は、自治会等集会所の新築、修繕に係る補助と区内に5つあるコミュニティセンター、コミュニティハウスの管理、運営に要した経費です。  次に、第17目市民会館費は、西新潟、黒埼の両市民会館の管理運営に係る経費です。  次に、第18目スポーツ振興費は、西総合スポーツセンターやみどりと森の運動公園体育施設をはじめとする体育施設の管理運営経費と区内16のスポーツ振興会への補助金です。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第7目環境保全費は、赤塚にある佐潟水鳥・湿地センターの管理などに要した経費です。  続いて、歳入、5ページ、初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第1目総務使用料は、西新潟、黒埼の両市民会館及び西総合スポーツセンターなどの体育施設の使用料です。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、NTTや東北電力の電柱及び新潟交通バス停への土地貸付料になります。  次の第2項財産売払収入、第1目不動産売払収入は、旧小針野球場跡地の売却による不動産売払い収入です。  次に、第25款諸収入、第5項雑入、第3目雑入は、体育施設に設置している自動販売機の電気代や区役所1階の市政情報モニターの広告料などです。 ◎加藤正樹 西区総務課長  西区総務課所管分について説明します。説明に先立ち、字句の修正があります。6ページ、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、区役所の管理運営、感染症対策設備整備事業は公共施設感染症対策事業に訂正をお願いします。  1ページ、歳入、西区総務課決算額2,192万7,647円、予算現額に対する収入済額の割合は136.5%で、増額の主なものは、廃車となった公用車の売払い収入の増によるものです。歳出、決算額24億5,973万2,247円、執行率98.1%です。翌年度繰越額については、昨年度の補正で追加のあった公共施設感染症対策事業と公共施設整備事業の一部を繰り越したものです。不用額の主な理由は、新型コロナウイルス感染症の影響によるイベント等の中止や区役所の管理運営費などに係る経費です。  6ページ、初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費のうち、人件費は、西区の一般職員、会計年度任用職員に係る人件費で、内訳は記載のとおりです。  次に、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業、西区安心安全な地域づくり推進事業は、地域防災力の強化を図り、災害に強いまちづくりを進めるために、交通安全や防犯について意識啓発を図るための取組です。自主防災組織の実施する避難所講習会や防災訓練への支援などを行いました。また、中学生向けの自転車安全運転講習会や高齢者向けの安全運転指導を実施し、交通ルールの周知を図りました。  次の区政振興費は、西区役所や西出張所の緊急修繕など、緊急対応に要した経費です。  次に、区役所の管理運営のうち、区役所の管理運営は、西区役所及び出張所の維持管理に係る経費です。  公共施設感染症対策事業は、公共施設の新型コロナウイルス感染症対策として便座クリーナーの取付工事や消毒用エタノールや空気清浄機の購入などを行いました。  公共施設修繕事業は、感染症拡大の影響により民間需要が落ち込んだ中小企業への経済対策として施設修繕工事などを行いました。  次に、第13目交通安全対策費は、これまでの各区と同様、交通安全教室や交通安全運動、交通災害共済加入事務などに要した経費です。幼児や児童、高齢者を対象にした交通安全教室や街頭活動などを通して交通安全の意識を啓発し、交通事故の防止に努めました。  続いて、歳入、7ページ、初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第9目行政財産使用料は、電柱の設置などに伴う行政財産の使用料です。  次に、第19款2項8目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、歳出で説明した感染症拡大防止対策に係る経費に対する国からの交付金です。  次の第21款1項1目財産貸付収入は、区役所、出張所の自動販売機設置や普通財産に係る貸付料です。  次の第2項2目物品売払収入は、廃車となった公用車10台の売払い収入です。  次の第25款5項3目雑入は、区役所及び出張所に設置した自動販売機の電気料やコピー代の実費分などです。 ○平松洋一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○平松洋一 分科会委員長  以上で西区役所の審査を終わります。  次に、西蒲区役所の審査を行います。西蒲区地域総務課長から説明をお願いします。 ◎高橋裕 西蒲区地域総務課長  西蒲区地域総務課所管、令和3年度決算について、資料に基づき説明します。1ページ、西蒲区の各所属の決算額をまとめたものです。  3ページ、歳出合計額23億9,554万7,749円、予算現計に対する執行率96.2%で、翌年度繰越額は昨年度の補正で追加いただいた公共施設感染症対策事業公共施設修繕事業の一部を繰り越したものです。また、主な不用額は区役所、出張所の管理運営費などです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第6目財産管理費は、当課が所管する公有財産の維持管理に要する経費です。  次に、第9目区政推進費のうち、人件費は記載のとおりです。  次に、地域コミュニティ活動の活性化は、地域コミュニティ育成事業としてコミュニティ協議会への運営助成や補助金制度を学ぶ実務研修会などを実施しました。  次に、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業です。にしかんスポーツサポート事業は、ホッケーやテニスなどの出前教室及び体験教室の開催を支援し、ジュニア育成や競技人口の拡大を図りました。  次に、にしかん地域防災共育事業では、自主防災会などが実施する防災訓練への助成、小規模自治会の防災組織設立支援などを行ったほか、地域の防災設備の充実を図るため、防災資機材の購入にも助成を行いました。結果として、新たに3つの自治会で自主防災組織を設立しました。また、将来の地域防災を担う中学生を対象に体験学習を実施し、避難所運営や避難行動要支援者への支援方法などを学ぶことで、共助に対する意識啓発を図りました。  次に、にしかん未来デザインプロジェクトでは、テレワークなど多様な働き方が浸透しつつある現状を踏まえ、ワーケーションなどを切り口に移住・定住政策につなげていくために市場調査を実施しました。  次に、区自治協議会提案事業は、地域の課題に対応するため、自治協議会が自主的に事業に取り組みました。具体的には地域福祉の取組事項や相談先をまとめた冊子、はじめての福祉相談きっかけBOOKを作成したほか、西蒲区の一体感の醸成や魅力の発信のため、区の魅力をまとめた動画の作成に向けて現地視察やコミュニティ協議会との意見交換を実施しました。  次に、区政振興費は、合併前の旧町村が行ってきた文化・スポーツ事業などに係る経費のほか、緊急的な修繕工事の経費です。  次に、区役所の管理運営費のうち、区役所の管理運営は、区役所及び4出張所の管理運営費です。  次に、公共施設感染症対策事業は、令和3年度12月定例会で補正された予算であり、所管するコミュニティ施設や博物館、資料館などの施設で感染症拡大防止のために必要となる設備を追加整備した経費です。主にトイレの手洗い器や照明の自動化、サーキュレーターの整備を行いました。  次に、公共施設修繕費は、令和3年度12月定例会及び2月定例会において補正予算として認めていただいた事業であり、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた市内事業者の経営安定に資する取組として実施した公共施設の修繕に係る経費です。  次に、新しい生活様式に対応したイベント再開への支援は、産業観光課所管の事業で、地域総務課に本配当され、新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、開催の判断をし、産業観光課へ再配当したもので、当課の執行分はありません。  次に、4ページ、第13目交通安全対策費は、交通安全啓発や交通災害共済の加入促進などを図るための経費です。保育園児などに交通安全教室などを開催し、交通安全の意識啓発を図りました。  次に、第14目市民生活費は、4つの自治会への集会所の修繕に対する補助のほか、5つのコミセンの指定管理に係る経費です。  次に、第16目文化振興費は、区内の市民団体が文化施設活性化のために実施する事業経費や記載の施設の管理運営費です。  次に、5ページ、第17目市民会館費は、記載の施設の管理運営費、第18目スポーツ振興費は各スポーツ施設の管理運営費が主なものです。  次に、第19目防災対策費は、岩室、潟東、中之口の各地区に設置した防災無線の維持管理費です。  次に、第8款土木費は、巻駅前及び巻本町駐車場の維持管理に要する経費です。  続いて、歳入、6ページ、決算額は記載のとおりで、予算現計に対する割合は92.4%です。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第1目総務使用料は、文化施設及び体育施設の使用料です。第7目土木使用料は、巻駅前及び巻本町駐車場の使用料です。第9目行政財産使用料は、区役所や出張所、各施設に設置されている電柱や自動販売機などの設置に係る使用料です。  次に、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第8目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金です。  次に、7ページ、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、所管する土地や建物の貸付料です。  次に、第2項財産売払収入、第2目物品売払収入は、不要となった車両6台の売払いなどに伴う収入です。  次に、第25款諸収入、第5項3目雑入は、区役所などにおけるコピー代や自動販売機の電気料などです。 ○平松洋一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆渡辺有子 委員  1点だけ伺います。移住、定住に向けた市場調査を実施したということですが、この内容について少し教えてもらえませんか。あと、もう既にまとめられているのかどうか。 ◎高橋裕 西蒲区地域総務課長  これは、ワーケーションなどを切り口に実際に市場調査を実施しました。首都圏在住の20代から60代の方を対象にアンケートをし、回収数は549件の回答をいただきました。主な内容として、ワーケーションを実際に西蒲区で行いたいという希望の回答は約35%いただき、その他細かい項目により今後ワーケーションを進めていく上の課題を抽出して、取りまとめを行ったところです。 ○平松洋一 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○平松洋一 分科会委員長  以上で西蒲区役所の審査を終わり、区役所の審査を終わります。  以上で本日の日程を終了し、決算特別委員会第1分科会を閉会します。(午後0:23)...